アガリクス茸Q&A |
Q.輸入品との違いは?
アガリクス茸にも値段の高いのから安いのまでいろいろあるみたいです。中国産などは特に安いものがあるようですが効能などに違いはあるのでしょうか?
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A.アガリクス茸という名前はマッシュルームの総称でその種類は38種ほどありますが、
その中でも最近医学的にも注目され、各機関で研究されているアガリクス茸は
【学名:Agaricus blazei Murill(アガリクス・ブラゼイ・ムリル)】一種類だけで、
それを通称アガリクス茸と呼んでいる訳です。
輸入物の中にはAgaricus campestris、Agaricus crocopeolus、Agaricus nivescens Agaricus placomyces、Agaricus praeclaresquamosu等のアガリクス・ブラゼイ・ムリル以外のアガリクス茸(マッシュルーム)が
大量に輸入され安く販売されている様です。
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Q.水溶性アガリクス?
最近、従来のアガリクス茸の何倍も効くという水溶性アガリクスというものが販売されているようです。書籍なども出版されていますが本当でしょうか?
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A.従来のアガリクス製品は子実体(キノコそのもの)から製品化したもので、水溶性アガリクスは菌糸体から抽出したものです。菌糸体とはキノコになる前のカビのような白いフワフワしたものです。アガリクス茸の成分で特に抗腫瘍効果がある成分は多糖体ということは知られています。
水溶性アガリクスの場合タンク内で菌糸と糖質を撹拌して大量培養し濃縮する為、広い意味での多糖体(繊維質なども分析上は多糖体に分類される)ということで考えれば確かに何倍にも何十倍にもなりますが、今までの動物実験で言われているのは多糖体の中で特に強い抗腫瘍効果が認められたのは、β―(1-3)Dグルカンとβ―(1-6)Dグルカンの二種類で下の表のように菌糸体にはその物質が含まれていません。
株式会社 大 愛 と大阪市立大学名誉教授三崎旭先生との共同研究の結果、アガリクス茸の成分の中で最も強力な抗腫瘍効果を持つ新物質・AOSA:Anti-Oxidative
Substance of Agaricusがあることを発見し、平成11年12月15日京都国際会館・国際会議において発表し特許を出願致しました。(特許平11-355184)その成分AOSAも子実体にならないと発生しません。
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子実体の多糖体 |
菌糸体の多糖体 |
AOSA β−(1−3)−D−グルカン β−(1−6)−D−グルカン蛋白複合体 酸性ヘテログルカン キシログルカン ヘテログルカン蛋白複合体 RAN蛋白複合体 糖蛋白(レクチン)、他 |
β−(1−4)−D−グルカン グルコマンナン プロテアーゼ アミラーゼ セルロース(繊維質) 他 |
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Q.協和醗酵グループのアガリクス製品?
協和醗酵グループのアガリクス製品と関係があるのでしょうか?
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A. もともと株式会社 大 愛 が1991年に協和醗酵グループの(株)シーエスバイオにアガリクス茸原菌および基本的栽培方法についての情報を提供し共同研究の結果、世界初の人工大量施設栽培(原菌はブラジル・サンパウロ郊外のピエダーテ地方原産)に成功しました。現在では協和発酵グループは独自栽培加工をしていますが、当初は全製品が株式会社 大 愛 で製造されていました。
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Q.天然物のアガリクスと人工栽培品との違いは?
「ブラジル産のアガリクスの方が成分が良いんじゃないの?」「自然で育った方が・・・」「魚も養殖物より天然物の方が・・・」等の質問があります。
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